深まり愛~彼は一途な想いを貫く~
うるさい通話を終えて、私たちはホッとひと息つく。
電話が来るまでの甘い雰囲気は、どこかへ行っていた。
でも、やり直したい。
「ごめんね」と謝って、恭也の頬にキスをする。彼は目を細めて、私の頬にキスを返した。私は横になりながら、彼を引っ張る。
「誘うさやかもいいね」
私に覆いかぶさった恭也は口元を緩ませて、キスを落とす。舌を咥内に滑り込ませようとするが……またしてもスマホが鳴った。
今度は恭也のだ。
「出た方が良くない?」
「あとで掛け直せば、いい……」
兄たちみたいにしつこくないだろうと思ったが、甘かった。同じようにいつまでも鳴りやまず、恭也がうんざりした顔で体を起こした。
「誰だよ……あ……恭也です」
こちらもまたビデオ通話で、彼は画面を見ながら応答していた。向こうから「こんばんは」と聞こえてた。男性の声だったので、誰だろうと首を傾げる。
そっと横から覗くと、私も映ってしまった。
『さやかさん、メリークリスマス』
「お義父さん! メリークリスマスです」
『さやかさーん、恭也くん、メリークリスマス。今、どちらにいるの?』
電話が来るまでの甘い雰囲気は、どこかへ行っていた。
でも、やり直したい。
「ごめんね」と謝って、恭也の頬にキスをする。彼は目を細めて、私の頬にキスを返した。私は横になりながら、彼を引っ張る。
「誘うさやかもいいね」
私に覆いかぶさった恭也は口元を緩ませて、キスを落とす。舌を咥内に滑り込ませようとするが……またしてもスマホが鳴った。
今度は恭也のだ。
「出た方が良くない?」
「あとで掛け直せば、いい……」
兄たちみたいにしつこくないだろうと思ったが、甘かった。同じようにいつまでも鳴りやまず、恭也がうんざりした顔で体を起こした。
「誰だよ……あ……恭也です」
こちらもまたビデオ通話で、彼は画面を見ながら応答していた。向こうから「こんばんは」と聞こえてた。男性の声だったので、誰だろうと首を傾げる。
そっと横から覗くと、私も映ってしまった。
『さやかさん、メリークリスマス』
「お義父さん! メリークリスマスです」
『さやかさーん、恭也くん、メリークリスマス。今、どちらにいるの?』