クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する

二カ月後、日本が世界に誇る『ロイヤルセタリーホテル』の大広間、天井は高くシャンデリアが飾られ、丸テーブルがセッティングされている。

そんな中、お客様が到着するのを私は待っていた。

秋の日差しが気持ちのよいこの日、今日は父の晴れの日だ。藤堂コーポレーションが父のお茶を認めてくれたおかげもあり、知名度も格段と上がり、その美味しさは雑誌やマスコミなどにも広く広められた。

そして、ずっと父が追い求めていた究極のお茶が、世界緑茶コンテストで金賞を受賞したのだ。

今回、関係者、そしてもちろん藤堂コーポレーションの取引先、マスコミなどを招待しての記念パーティーだ。
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