クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
瑠璃のゲストルームは誰でも使いやすいようにと、ホワイトを基調にしたシンプルなつくりだ。

この雰囲気が好きならば、瑠璃のために改装をしてもいいかもしれない。
そんなことも思うが、そうするとここに来てくれなくなるかもしれないと思いなおす。

「じゃあ、いつでもこの部屋にこればいいよ」

「え。そんなつもりじゃ」
狼狽する彼女もかわいくて、つい揶揄いたくなってしまうのは仕方がないと思う。
適当に外商に頼んだパジャマだったが、瑠璃によく似合っている。そこまで思って我に返った。

俺も同じパジャマがあったはずだ。

「俺もシャワー浴びてくる」
この寝室の横にもシャワーブースがあるが、俺はメインの浴室にいくとシャワーだけを浴び、瑠璃と色違いのパジャマに袖を通した。

鏡に映る自分を見てかなり自分らしくなくて笑えて来る。まさかペアルックをする日が来るなんて、想像もしていなかった。
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