クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
それに、普段はスエットのパンツに上半身は何も着ずに眠っていたが、さすがにそういうわけにもいかないだろう。

小さく息を吐いて寝室に戻れば、瑠璃は窓の外の夜景を眺めていた。

「先に眠っていてもよかったのに」
後ろから声をかけると、驚いたように肩が跳ねたように見えた。
そんな瑠璃を見て、俺も同じように少し緊張してるかもしれない。
少しずつ瑠璃に近づけば、伏し目がちに口を開く。

「凛久さんがどちら側がいいかわからなくて……」

「え?」
その言葉の意味が解らなくて問い返すと、瑠璃はトコトコと歩いていくとベッドに座った。

「右側が寝やすいですか? 左側?」
まさか位置の話をしているとは思わず、俺は思わず吹き出した。

「なんで笑うんですか!」
そう叫ぶと、瑠璃は拗ねた様にベッドにもぐりこむ。

「どっちでもいいよ」
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