可惜夜
前言撤回
運命の出会いはなんともぬるっとやってくるものらしい。


「え」

「あ、やっぱり」

「さっきの…」

「俺、犬です」

「ええ!?犬くん!?なんでここに」


もう彼とはゲームを通じて話し出してから1年は経つだろうか
まさかこんな出会い方をするとは思いもしなかった。


「家が近所で
ももさんは?」

「私も近所で…ってすごい偶然」

「ですね」


出会うならもっとちゃんとした格好で出会いたかったなと思いつつ
声しか知らなかった彼の顔をまじまじと見てしまう。
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