青い星を君に捧げる【零】
「波瑠さん、すみません。もっと時間あると思ってたんですけど用事出来ちゃって」
グラスに残っていた少し溶けた氷と混ざったミルクティーを飲み干す。クッキーが口の中で砕ける音が一際大きく耳まで届いた。
「俺がそばに入れない間は白虎の副総長と一緒にいてください。すぐに帰ってくるんで」
「佑真もこういうお店やるの?あなたが働いてるところ私も見てみたいな」
あなたはカッコよくて、優しくて、だけど考えが読めなくて。
そういう面が女の子たちにとって魅力的なんだと思う。今だって目の前に座る彼は注目の的だ。
私だって佑真のことを見ていたい。すぐ隣なんて贅沢言わない。目に焼き付けておきたいの。いつ壊れるかわからない私たちのこの距離を、関係を。
「えっと……俺はこういうのじゃなくて。ミスコンに出るんだよね。知ってます?ミスターコンテスト」
聞いたことのない横文字に首を傾げる。コンテストって名前なのだから何かを争うのかな。
「端的に言えば1番格好良い奴を決める大会ですね。HRに出席してなかったせいで勝手に立候補されちゃってて。でも、そのおかげで他の仕事は免除されてるんだ」
ミスコンは学校でNo. 1のイケメンを決めることを指しているのか。そんなの……佑真がぶっちぎりで優勝奪っちゃうでしょ。
グラスに残っていた少し溶けた氷と混ざったミルクティーを飲み干す。クッキーが口の中で砕ける音が一際大きく耳まで届いた。
「俺がそばに入れない間は白虎の副総長と一緒にいてください。すぐに帰ってくるんで」
「佑真もこういうお店やるの?あなたが働いてるところ私も見てみたいな」
あなたはカッコよくて、優しくて、だけど考えが読めなくて。
そういう面が女の子たちにとって魅力的なんだと思う。今だって目の前に座る彼は注目の的だ。
私だって佑真のことを見ていたい。すぐ隣なんて贅沢言わない。目に焼き付けておきたいの。いつ壊れるかわからない私たちのこの距離を、関係を。
「えっと……俺はこういうのじゃなくて。ミスコンに出るんだよね。知ってます?ミスターコンテスト」
聞いたことのない横文字に首を傾げる。コンテストって名前なのだから何かを争うのかな。
「端的に言えば1番格好良い奴を決める大会ですね。HRに出席してなかったせいで勝手に立候補されちゃってて。でも、そのおかげで他の仕事は免除されてるんだ」
ミスコンは学校でNo. 1のイケメンを決めることを指しているのか。そんなの……佑真がぶっちぎりで優勝奪っちゃうでしょ。