青い星を君に捧げる【零】
「意外だ。コイツの惚れた女がこんなにしっかりした人で。俺のことは敦って呼んでくれ」
第一印象は割と好感的に捉えてくれたのではないだろう。人とこれまで接してこなかった私にしてはよくやったと思う。
「じゃあ俺、ミスコン行ってくれるから彼女のこと頼んだ。絶対見にきてくださいね、波瑠さん」
「わかったから早く言ってあげなよ」
冷たくあしらうように言ったのが佑真を傷つけたようでシュンとテンションを下げると私たちに背を向けて足早に去って行った。
残された私たちはというと初対面で2人きりにされたので微妙な空気が流れている。
「……ミスコンまで時間があるからどっか行くか?行きたいところとかあるんか?」
おそらくだけど私が年下であることを察した敦さんは高い背を曲げ、私が持っていたパンフレットを覗き込む。
「えっと、ここ行ってみたいです」
さっきカフェでパンフレットを読み込んでいた時に気になっていたブースを指さす。
「チュロス……食べてみたいです」
「食ったことないのか?」
肯定したら引かれるかな。それでも正直に頷いた。敦さんは顔を硬直させた。
「訳ありだとは思ってたけどよ……ここまでとはな。他には?」
第一印象は割と好感的に捉えてくれたのではないだろう。人とこれまで接してこなかった私にしてはよくやったと思う。
「じゃあ俺、ミスコン行ってくれるから彼女のこと頼んだ。絶対見にきてくださいね、波瑠さん」
「わかったから早く言ってあげなよ」
冷たくあしらうように言ったのが佑真を傷つけたようでシュンとテンションを下げると私たちに背を向けて足早に去って行った。
残された私たちはというと初対面で2人きりにされたので微妙な空気が流れている。
「……ミスコンまで時間があるからどっか行くか?行きたいところとかあるんか?」
おそらくだけど私が年下であることを察した敦さんは高い背を曲げ、私が持っていたパンフレットを覗き込む。
「えっと、ここ行ってみたいです」
さっきカフェでパンフレットを読み込んでいた時に気になっていたブースを指さす。
「チュロス……食べてみたいです」
「食ったことないのか?」
肯定したら引かれるかな。それでも正直に頷いた。敦さんは顔を硬直させた。
「訳ありだとは思ってたけどよ……ここまでとはな。他には?」