目の上の義母(たんこぶ)
玄関まで駆けてきたのは、お揃いの服を着た2人の男の子。


陸斗(りくと)海斗(かいと)かっ!?久しぶりだな!」


翔平はそう言って、2人の頭をわしゃわしゃと撫でる。


この男の子2人は、上が陸斗くんで、下が海斗くん。

わたしたちの甥っ子にあたる。


つまり、この2人がいるということは――。


「きたきた、兄ちゃん!」

「お久しぶりです、お姐さん」


奥から出てきたのは、美男美女の2人。


そう。

陸斗くんと海斗くんの両親だ。


緩めのパーマのあたった黒髪短髪のイケメンが、翔平の弟の哲平くん。

その隣のきれいな奥さんが、真奈(まな)ちゃんだ。


「なんだよ〜。こっちにこれるなら、連絡くらいしろよ〜」

「ごめんごめん!急に帰れることになって!」


翔平と哲平くんは、話ながらリビングへと向かった。
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