目の上の義母(たんこぶ)
「これ、エコー写真。このちっちゃいのが赤ちゃんなの」


わたしが差し出したエコー写真をおそるおそる手にする翔平。


「…これ、…本物?」

「なに言っるの〜。本物だよ!」

「これが、俺と陽葵の…赤ちゃん?」

「そうだよっ」


わたしがそう言うと、表情の固かった翔平の頬が徐々に緩んでいくのがわかった。


「…えっ!マ…マジか!」

「マジだよ、マジ!」

「ほらなっ。オレが言った通り、作ろうと思えばすぐに作れるだろ〜。陽葵が考えすぎなだけだったんだよ〜」


それは、『今回はたまたま運がよかっただけ!』と言いたかったけど、翔平も喜んでくれていることだし、その言葉をぐっと飲み込んだ。


そうして安心したのか、翔平はベッドに入るとものの数秒で眠ってしまった。


翔平には、直接伝えられた。
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