もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
ラベーラといる時には感じなかった不思議な思いは、いつもシエルを幸せな気持ちにさせてくれる。
(だからこの方を怖くないと思うのかもしれない)
お茶を淹れ、雨の音を聞きながら菓子をつまんだシエルは、温かな気持ちを感じながら口を開いた。
「ミディイルは外で大丈夫ですか? 家の中に入れてしまったほうがよかったのでは……」
「気遣ってくれてありがとう。もともと屋根のある場所より、外にいるほうが性に合うらしくてな。雨だろうと外に出たがるぐらいだ」
「そうなのですね。だったらいいのですが」
出会ったばかりの頃に比べれば、ずいぶんとグランツと気安く話すようになった。
(だからこの方を怖くないと思うのかもしれない)
お茶を淹れ、雨の音を聞きながら菓子をつまんだシエルは、温かな気持ちを感じながら口を開いた。
「ミディイルは外で大丈夫ですか? 家の中に入れてしまったほうがよかったのでは……」
「気遣ってくれてありがとう。もともと屋根のある場所より、外にいるほうが性に合うらしくてな。雨だろうと外に出たがるぐらいだ」
「そうなのですね。だったらいいのですが」
出会ったばかりの頃に比べれば、ずいぶんとグランツと気安く話すようになった。