記憶喪失のお姫様は冒険者になりました
「あんなやつだけどこれからもよろしく頼むね」
そう言うとミホナは満面の笑みで頷いた。
「はい、もちろんです!」

クロックス、お前はミホナがいる。
もう1人じゃない。
お前の…お前達の居場所はここにあるよ。
ずっとここで。
「ミホナ!」
「ふふっ、クロさん痛いですよ〜!」
笑っていてねーー。
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