記憶喪失のお姫様は冒険者になりました
それと同時に私が先程魔法で作った盾に斬撃が当たった。
凄まじい斬撃…!
斬撃…というよりかはこれは。
「クロさん!」
「あぁ!わかってる!」
クロさんもわかってるみたい。
炎に…先程の斬撃。
これは人間でも自然現象でもない。
そして斬撃がきた方をじっと見つめる。
やがてその姿は見えた。
「なんで…こんなとこに…っ」
そこに現れたのは…。
「ド、ドラゴンだ!」
< 22 / 132 >

この作品をシェア

pagetop