姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「!!」
「部屋に行こう。顔色も悪いし……疲れてるんだよ」
「ゼルナ様、私……本当に大丈夫ですから!」
「ウェンディが心配なんだ……ちょっとごめんね」
「ーーひゃっ!?」
突然、ゼルナに軽々と抱え上げられて声を上げた。
お姫様抱っこをされながら廊下を運ばれていく。
余りの居た堪れなさと恥ずかしさに顔を覆い隠して無意識に足を動かしていた。
「……ウェンディ!足をバタバタしたら運びにくいよ」
「自分で歩けますから!重いですっ、離して下さいッ」
「重い……?もう少しご飯を食べた方がいいよ。軽過ぎる」
「ッ!?」
顔が真っ赤になっているのを更に具合が悪くなったと勘違いしたゼルナによって部屋に運ばれていく。
珍しく強引なゼルナに驚いてしまう。
ゆっくりとベッドに下ろされた後に「少し待ってて」と言われて、そのまま部屋で待っていると……。
「ご飯を作ってきたんだけど、食べられそう?」
「……そ、そんな!ゼルナ様の手を煩わせてしまうなんて」
「いいから!今日は僕に甘えてよ」
「でも……」
ベッドに横になりながら手をブンブンと横に振っているのだが、話を聞いているのかいないのか、椅子を引き寄せて座ると、サイドテーブルに料理を置いたゼルナはフーフーとご飯を冷ましている。
「ほら、あーんして」
「ゼ、ゼルナ様ッ!?」
「部屋に行こう。顔色も悪いし……疲れてるんだよ」
「ゼルナ様、私……本当に大丈夫ですから!」
「ウェンディが心配なんだ……ちょっとごめんね」
「ーーひゃっ!?」
突然、ゼルナに軽々と抱え上げられて声を上げた。
お姫様抱っこをされながら廊下を運ばれていく。
余りの居た堪れなさと恥ずかしさに顔を覆い隠して無意識に足を動かしていた。
「……ウェンディ!足をバタバタしたら運びにくいよ」
「自分で歩けますから!重いですっ、離して下さいッ」
「重い……?もう少しご飯を食べた方がいいよ。軽過ぎる」
「ッ!?」
顔が真っ赤になっているのを更に具合が悪くなったと勘違いしたゼルナによって部屋に運ばれていく。
珍しく強引なゼルナに驚いてしまう。
ゆっくりとベッドに下ろされた後に「少し待ってて」と言われて、そのまま部屋で待っていると……。
「ご飯を作ってきたんだけど、食べられそう?」
「……そ、そんな!ゼルナ様の手を煩わせてしまうなんて」
「いいから!今日は僕に甘えてよ」
「でも……」
ベッドに横になりながら手をブンブンと横に振っているのだが、話を聞いているのかいないのか、椅子を引き寄せて座ると、サイドテーブルに料理を置いたゼルナはフーフーとご飯を冷ましている。
「ほら、あーんして」
「ゼ、ゼルナ様ッ!?」