姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
最初はゼルナにも受け入れられずに、初めての事ばかりで挫けそうだった……どうなるかと心配な毎日を過ごしていたが、こうして良い関係を築くことが出来て嬉しく思う。
広いベッドに潜り込んで丸くなりながら、今日の事を思い返していた。
(マッサージも、お風呂もとても気持ちよかった……こんなに幸せでいいのかな)
でもこうして一歩を踏み出した事で少しずつ少しずつ、目に見えない何かが変わっていった。
母に沢山いい報告が出来そうだと考えていると、どんどんと瞼が落ちて行く。
いつもとは違う場所で、また新しい生活が始まることに不安半分、期待半分で眠りについた。
ーーー隙間から光が漏れた。
その後、小さくパタンと扉が閉まる。
赤い絨毯を歩いて、ある部屋に向かう。
そこに握られているのは先程のメモ用紙だった。
「坊ちゃん、ウェンディ様はお眠りになられたようです」
「ありがとう……ウェンディの前で坊ちゃんはやめてくれよ?」
「フフッ、分かっておりますよ。それにしても、わたしはゼルナ様があのような馬鹿げた手紙を送って婚約者を探していた時には心配で心配で夜も眠れませんでした!ですが、いい関係を築けているようで安心ですわ」
「返す言葉もないよ……」
広いベッドに潜り込んで丸くなりながら、今日の事を思い返していた。
(マッサージも、お風呂もとても気持ちよかった……こんなに幸せでいいのかな)
でもこうして一歩を踏み出した事で少しずつ少しずつ、目に見えない何かが変わっていった。
母に沢山いい報告が出来そうだと考えていると、どんどんと瞼が落ちて行く。
いつもとは違う場所で、また新しい生活が始まることに不安半分、期待半分で眠りについた。
ーーー隙間から光が漏れた。
その後、小さくパタンと扉が閉まる。
赤い絨毯を歩いて、ある部屋に向かう。
そこに握られているのは先程のメモ用紙だった。
「坊ちゃん、ウェンディ様はお眠りになられたようです」
「ありがとう……ウェンディの前で坊ちゃんはやめてくれよ?」
「フフッ、分かっておりますよ。それにしても、わたしはゼルナ様があのような馬鹿げた手紙を送って婚約者を探していた時には心配で心配で夜も眠れませんでした!ですが、いい関係を築けているようで安心ですわ」
「返す言葉もないよ……」