姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
あの後、朝食を食べ終えて、何杯目かの紅茶のおかわりを貰いながら互いに自分の事を話していた。
ゼルナが一歩踏み出してくれたお陰か、自分の中でハッキリと決別が出来たのかは分からないが、今まで何があったのかを冷静に話す事ができた。
ゼルナは真剣に話を聞いてくれた。
たまに涙が溢れ出しそうになったけれど、不思議と以前のような悲しみや苦しみが消えていることに気付いた。
姉と婚約者に裏切られて絶望していたこと。
その時、どう思ったのか。
母に心配を掛けてしまった事が心苦しかった事。
二人から離れた場所に行きたいと、ゼルナの手紙を見て「裏切らない」の部分に惹かれて選んだ事。
初めは寂しかったが、今は皆に囲まれて幸せだと心から思っていること……。
ゼルナに「甘えてもいい」と言われて、気付いてもらえた事が何よりも嬉しかったことを包み隠さず話す事ができた。
「自分が……可愛くない女だって事は分かっていたんです」
「そんな事ないよ!」
「いえ、いいんです。自分で分かってますから……」
「……ウェンディ」
ゼルナが一歩踏み出してくれたお陰か、自分の中でハッキリと決別が出来たのかは分からないが、今まで何があったのかを冷静に話す事ができた。
ゼルナは真剣に話を聞いてくれた。
たまに涙が溢れ出しそうになったけれど、不思議と以前のような悲しみや苦しみが消えていることに気付いた。
姉と婚約者に裏切られて絶望していたこと。
その時、どう思ったのか。
母に心配を掛けてしまった事が心苦しかった事。
二人から離れた場所に行きたいと、ゼルナの手紙を見て「裏切らない」の部分に惹かれて選んだ事。
初めは寂しかったが、今は皆に囲まれて幸せだと心から思っていること……。
ゼルナに「甘えてもいい」と言われて、気付いてもらえた事が何よりも嬉しかったことを包み隠さず話す事ができた。
「自分が……可愛くない女だって事は分かっていたんです」
「そんな事ないよ!」
「いえ、いいんです。自分で分かってますから……」
「……ウェンディ」