姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「買い物、ですか……?」
「そうだよ!早速、ウェンディを甘やかすチャンスだね」
「え……!?」
「パーティーに着ていくドレスを新調しよう!それから普段着るドレスにお茶会用も……」
「ゼルナ様……!そんなに沢山は……」
「僕は昨日、ウェンディに似合うドレスの色を考えていたら楽しくなって眠れなかったよ」
朝食を食べ終えて、部屋に戻り街に行く支度をしていた。
馬車に乗り込み、ゼルナに「ウェンディはどんなドレスが好き?色は?形は?」と問われて戸惑ってしまった。
何故なら、フレデリックに希望を聞かれた事なんて今まで無かったし、行く店もいつも決まっていた。
高いドレスなど一度も強請った事がない為、縁がなかったのだ。
一緒に買いに行っても大抵「これでいいよね?」と言われていたからだ。
もし難色を示すと決まって不機嫌になってしまい「好きにしたら?」と選ぶ事をやめてしまうのだ。
それからはフレデリックに任せるようにしていた。
そのことを不思議そうにしているゼルナに話すと、彼は笑みを浮かべながら「僕なら絶対にそんな事しないけどねぇ?」と言いながらポキポキ指を鳴らしていた。
「そうだよ!早速、ウェンディを甘やかすチャンスだね」
「え……!?」
「パーティーに着ていくドレスを新調しよう!それから普段着るドレスにお茶会用も……」
「ゼルナ様……!そんなに沢山は……」
「僕は昨日、ウェンディに似合うドレスの色を考えていたら楽しくなって眠れなかったよ」
朝食を食べ終えて、部屋に戻り街に行く支度をしていた。
馬車に乗り込み、ゼルナに「ウェンディはどんなドレスが好き?色は?形は?」と問われて戸惑ってしまった。
何故なら、フレデリックに希望を聞かれた事なんて今まで無かったし、行く店もいつも決まっていた。
高いドレスなど一度も強請った事がない為、縁がなかったのだ。
一緒に買いに行っても大抵「これでいいよね?」と言われていたからだ。
もし難色を示すと決まって不機嫌になってしまい「好きにしたら?」と選ぶ事をやめてしまうのだ。
それからはフレデリックに任せるようにしていた。
そのことを不思議そうにしているゼルナに話すと、彼は笑みを浮かべながら「僕なら絶対にそんな事しないけどねぇ?」と言いながらポキポキ指を鳴らしていた。