姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
そして馬車が止まり、ゼルナのエスコートで段を降りると目の前には王族御用達の超高級ドレスショップがあった。
人生で一度は着てみたいという令嬢達の中でも憧れのブランドである。
会員制で選ばれた貴族達しか入れない。
姉が何度か父に頼んではいたが子爵家では、とても手が出る筈もなく……。
(も、もしかして……この店に入るの?)
足がすくんでしまうのは致し方ないだろう。
立ち止まっているとゼルナが不思議そうに此方を覗き見る。
「どうしたの?ウェンディ」
「あの……」
「ちゃんと予約してあるから大丈夫だよ?」
戸惑っていると、少し離れた場所にある店が目に入る。
あの店には流行りのドレスが沢山あり、令嬢達の中でも人気の店だった。
姉はいつもこの店でドレスを買ってもらっては自慢げに見せびらかしていた事を思い出す。
この店にもフレデリックと入った事はなかったが、視線は自然と店の方へと向いた。
「いつもここでドレスを買っていたの……?」
「いえ、そういう訳ではないのです……」
「ウェンディの気になるドレスがあるとか?」
「…………入った事はないんですけど」
人生で一度は着てみたいという令嬢達の中でも憧れのブランドである。
会員制で選ばれた貴族達しか入れない。
姉が何度か父に頼んではいたが子爵家では、とても手が出る筈もなく……。
(も、もしかして……この店に入るの?)
足がすくんでしまうのは致し方ないだろう。
立ち止まっているとゼルナが不思議そうに此方を覗き見る。
「どうしたの?ウェンディ」
「あの……」
「ちゃんと予約してあるから大丈夫だよ?」
戸惑っていると、少し離れた場所にある店が目に入る。
あの店には流行りのドレスが沢山あり、令嬢達の中でも人気の店だった。
姉はいつもこの店でドレスを買ってもらっては自慢げに見せびらかしていた事を思い出す。
この店にもフレデリックと入った事はなかったが、視線は自然と店の方へと向いた。
「いつもここでドレスを買っていたの……?」
「いえ、そういう訳ではないのです……」
「ウェンディの気になるドレスがあるとか?」
「…………入った事はないんですけど」