姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
幼い頃から屋敷を駆け回り苦労ばかりしていた母の楽しそうな笑顔を見るたびに、この後の事を想像しては心配になってしまう。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、母と手を握りながら別れを惜しんでいた。
目が合うと二人で目元が赤くなっている事に気付いて、泣きながら笑い合っていた。
不安な胸の内を吐き出すと母は驚いた後に「わたしは大丈夫」「自分の幸せを一番に考えて」と言った。
母は笑顔で馬車に乗り込んだ。
そして、馬車が見えなくなるまで見送っていた。
ゼルナはそんな様子を見てか「デイナント子爵夫人やアルフをいつでも呼んでいい」と言ってくれた。
(お母様とアルフに何事もなければいいけど……)
それから数週間後、驚くべき事が起こることも知らずに祈るように手を合わせていた。
次の日、マルカン辺境伯は国境付近で問題が起こった為、急遽そちらに向かう事となった。
ゼルナも行こうか迷ってはいたが「私に任せなさい」「ウェンディをしっかり守るんだよ」と、言って夜中に出掛けていった。
その数日後、パーティーには間に合うように帰るからと手紙が送られてきた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、母と手を握りながら別れを惜しんでいた。
目が合うと二人で目元が赤くなっている事に気付いて、泣きながら笑い合っていた。
不安な胸の内を吐き出すと母は驚いた後に「わたしは大丈夫」「自分の幸せを一番に考えて」と言った。
母は笑顔で馬車に乗り込んだ。
そして、馬車が見えなくなるまで見送っていた。
ゼルナはそんな様子を見てか「デイナント子爵夫人やアルフをいつでも呼んでいい」と言ってくれた。
(お母様とアルフに何事もなければいいけど……)
それから数週間後、驚くべき事が起こることも知らずに祈るように手を合わせていた。
次の日、マルカン辺境伯は国境付近で問題が起こった為、急遽そちらに向かう事となった。
ゼルナも行こうか迷ってはいたが「私に任せなさい」「ウェンディをしっかり守るんだよ」と、言って夜中に出掛けていった。
その数日後、パーティーには間に合うように帰るからと手紙が送られてきた。