姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「ッ、ウェンディ様!?」
「……!!」
それからは気を遣ってくれたのか、丸ごと持ち帰る事は無く捌いてから肉を持って帰ってくれるようになった。
その日の夜は今まで食べた事のない分厚い肉を焼いて食べたのだ。
(っ、美味しい……!!)
頬が蕩けそうな程に柔らかい肉だった。
こんなに美味しいと思ったのは初めてで感動と共に興奮していた。
それに畑で採れた野菜や採れたての卵が、こんなにも美味しいなんて今まで知らなかった。
色々な意味で驚きの連続だったが、自分でも驚く程に受け入れる事が出来ていた。
毎日、マーサ達と共に温かい時間を過ごしていた。
しかし''妻"らしい事を何もしていないのが心苦しかった。
(……このままでいいのかな)
そして母から届く手紙……そろそろ返信をしなければと机に向かう。
自然に囲まれて、動物が沢山いる事。
屋敷で働く人達に良くしてもらっている事……。
心配させないように書いていくものの、母が安心するような夫婦関係とはかけ離れたものだろう。
だが心配させてしまうかもとゼルナとの関係は伏せようと思っていた。
「……!!」
それからは気を遣ってくれたのか、丸ごと持ち帰る事は無く捌いてから肉を持って帰ってくれるようになった。
その日の夜は今まで食べた事のない分厚い肉を焼いて食べたのだ。
(っ、美味しい……!!)
頬が蕩けそうな程に柔らかい肉だった。
こんなに美味しいと思ったのは初めてで感動と共に興奮していた。
それに畑で採れた野菜や採れたての卵が、こんなにも美味しいなんて今まで知らなかった。
色々な意味で驚きの連続だったが、自分でも驚く程に受け入れる事が出来ていた。
毎日、マーサ達と共に温かい時間を過ごしていた。
しかし''妻"らしい事を何もしていないのが心苦しかった。
(……このままでいいのかな)
そして母から届く手紙……そろそろ返信をしなければと机に向かう。
自然に囲まれて、動物が沢山いる事。
屋敷で働く人達に良くしてもらっている事……。
心配させないように書いていくものの、母が安心するような夫婦関係とはかけ離れたものだろう。
だが心配させてしまうかもとゼルナとの関係は伏せようと思っていた。