姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
一日目、今日は野菜を半分に出来た。
二日目、今日は初めて卵を持った。意外と重たかった。
一行日記のようだったが、どんどんと料理が上達していく様子が書かれていた。
そして最後には複数のレシピが書き込まれていた。
顔を上げてマーサを見ると「大丈夫ですよ、ウェンディ様……ゆっくりでいいのです」と優しく励ましてくれた。
それには今まで我慢していた涙が込み上げてきたが、マーサに心配を掛けないようにぐっと堪えて御礼を言った。
それから日記を読んでヒントを得つつも料理の腕を磨いてきた。
時間は掛かってしまったが、なんとか形になってきた時にマルカン辺境伯が帰宅するという知らせを受けたのだ。
マーサに相談しつつも、マルカン辺境伯が屋敷に帰る日に合わせて料理を作ろうと決めていた。
辺境伯が一番喜ぶ事だから、とマーサに聞いたからだ。
そして日記に載っていたレシピと、母から送られてきた自分が好きだった料理を作ろうと気合い十分だった。
(大丈夫かしら……)
令嬢達の間では目が合った瞬間に倒れてしまう程に怖いということで有名だったマルカン辺境伯に会うのは正直不安だった。
二日目、今日は初めて卵を持った。意外と重たかった。
一行日記のようだったが、どんどんと料理が上達していく様子が書かれていた。
そして最後には複数のレシピが書き込まれていた。
顔を上げてマーサを見ると「大丈夫ですよ、ウェンディ様……ゆっくりでいいのです」と優しく励ましてくれた。
それには今まで我慢していた涙が込み上げてきたが、マーサに心配を掛けないようにぐっと堪えて御礼を言った。
それから日記を読んでヒントを得つつも料理の腕を磨いてきた。
時間は掛かってしまったが、なんとか形になってきた時にマルカン辺境伯が帰宅するという知らせを受けたのだ。
マーサに相談しつつも、マルカン辺境伯が屋敷に帰る日に合わせて料理を作ろうと決めていた。
辺境伯が一番喜ぶ事だから、とマーサに聞いたからだ。
そして日記に載っていたレシピと、母から送られてきた自分が好きだった料理を作ろうと気合い十分だった。
(大丈夫かしら……)
令嬢達の間では目が合った瞬間に倒れてしまう程に怖いということで有名だったマルカン辺境伯に会うのは正直不安だった。