姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「素敵……とても可愛いですね」
「……!!」
「私、この花がとても好きになりました。お部屋に飾ってもいいでしょうか?」
「……!」
「ゼルナ様……?」
「あのさ……ウェンディ、ちょっと来て欲しいところがあるんだ」
「……!?」
急にゼルナに手を引かれて驚いていた。
繋がれた手……男性らしい骨張って固い手に緊張してしまい、じんわりと汗が滲むのが伝わらないようにと願っていた。
暫く歩いていくとゼルナはピタリと足を止めたのだが、考え事をしていたせいで背中に顔をぶつけてしまった。
「……ッ、ごめんなさい」
「ウェンディ、目を瞑ってくれないか?」
「え……?」
「びっくりさせたくて……いい?」
「……はい」
そう返事をするとゼルナはと嬉しそうに微笑んだ後、目元を手のひらで覆った。
「そのまま歩いて」と言われるがまま足を進めていた。
「ゼルナ様……まだですか?」
「もうすぐだよ」
「……っ」
「いいよ……目を開けて、ウェンディ」
「…………!?」
「どうかな……?」
「わぁ……綺麗!!」
「……!!」
「私、この花がとても好きになりました。お部屋に飾ってもいいでしょうか?」
「……!」
「ゼルナ様……?」
「あのさ……ウェンディ、ちょっと来て欲しいところがあるんだ」
「……!?」
急にゼルナに手を引かれて驚いていた。
繋がれた手……男性らしい骨張って固い手に緊張してしまい、じんわりと汗が滲むのが伝わらないようにと願っていた。
暫く歩いていくとゼルナはピタリと足を止めたのだが、考え事をしていたせいで背中に顔をぶつけてしまった。
「……ッ、ごめんなさい」
「ウェンディ、目を瞑ってくれないか?」
「え……?」
「びっくりさせたくて……いい?」
「……はい」
そう返事をするとゼルナはと嬉しそうに微笑んだ後、目元を手のひらで覆った。
「そのまま歩いて」と言われるがまま足を進めていた。
「ゼルナ様……まだですか?」
「もうすぐだよ」
「……っ」
「いいよ……目を開けて、ウェンディ」
「…………!?」
「どうかな……?」
「わぁ……綺麗!!」