若き金融王は身ごもり妻に昂る溺愛を貫く【極上四天王シリーズ】
「これはなに? ギザギザしていて、怪獣の口の中みたいだわ」
「はは、なるほどな。これはアメジストの原石だ。その横のは、エメラルドの原石」
「原石?」
「これを綺麗に削って磨くと、こういうものができる」
慶はガラス棚のロックを解除し、引き出しを開ける。
深い藍色の台座に豪華なネックレスが置かれていた。
鮮やかな緑色のエメラルドが金糸で編み込まれたように連なっている。もちろん糸ではなく、とんでもなく細かい金細工だ。
「わあ……」
幼い美夕もひとめで立派なものだとわかった。これはお姫様がつけるものだ。
「美夕の服には、こっちの方が似合うかな」
そう言って慶はひとつ下の引き出しを開ける。
そこには、先ほどのエメラルドよりもさらに美しく女性らしい、華やかなルビーのネックレスが置かれていた。
大粒のルビーがダイヤモンドに縁どられ、花びらのかたちをしている。
慶はそっと手に取り、美夕の首にかけてくれた。
「はは、なるほどな。これはアメジストの原石だ。その横のは、エメラルドの原石」
「原石?」
「これを綺麗に削って磨くと、こういうものができる」
慶はガラス棚のロックを解除し、引き出しを開ける。
深い藍色の台座に豪華なネックレスが置かれていた。
鮮やかな緑色のエメラルドが金糸で編み込まれたように連なっている。もちろん糸ではなく、とんでもなく細かい金細工だ。
「わあ……」
幼い美夕もひとめで立派なものだとわかった。これはお姫様がつけるものだ。
「美夕の服には、こっちの方が似合うかな」
そう言って慶はひとつ下の引き出しを開ける。
そこには、先ほどのエメラルドよりもさらに美しく女性らしい、華やかなルビーのネックレスが置かれていた。
大粒のルビーがダイヤモンドに縁どられ、花びらのかたちをしている。
慶はそっと手に取り、美夕の首にかけてくれた。