若き金融王は身ごもり妻に昂る溺愛を貫く【極上四天王シリーズ】
「かわいいかわいい娘さんでしょう。もう嫁に出す気でいるんですか」
「だって君、とんでもない優良物件だもの。肩書ももちろんだけど、なにより信頼できる。娘も乗り気とくればそりゃあ、勧めたくもなるだろう」
花柳は体ごと執務チェアをくるりと回し慶ににっこりと微笑んだ。
ちなみに、この部屋は研究室と名がついているが、来客用の空き部屋に近い。
本棚はほとんど使われておらず、執務卓には簡単な筆記用具とノートパソコン、授業で使う書類の束がいくつか置いてあるだけ。
花柳は年に数回講義をする程度の客員教授であるため、仕事や研究の道具をほとんど大学に持ち込んでいない。
外部講師であれば、普通は部屋すら割り当てられないのだが、花柳夕輔は大手不動産会社社長、一応有名人枠だ。VIP扱いを受けている。
「娘さん、まだ八歳ですよ? これからボーイフレンドだのなんだのと、山ほどできるでしょう。俺のことなんてすぐに忘れます」
「だからこそだよ。変なのに騙されないように、今から君をあてがっておくんだ」
「ああ。目的はそっちですか」
「だって君、とんでもない優良物件だもの。肩書ももちろんだけど、なにより信頼できる。娘も乗り気とくればそりゃあ、勧めたくもなるだろう」
花柳は体ごと執務チェアをくるりと回し慶ににっこりと微笑んだ。
ちなみに、この部屋は研究室と名がついているが、来客用の空き部屋に近い。
本棚はほとんど使われておらず、執務卓には簡単な筆記用具とノートパソコン、授業で使う書類の束がいくつか置いてあるだけ。
花柳は年に数回講義をする程度の客員教授であるため、仕事や研究の道具をほとんど大学に持ち込んでいない。
外部講師であれば、普通は部屋すら割り当てられないのだが、花柳夕輔は大手不動産会社社長、一応有名人枠だ。VIP扱いを受けている。
「娘さん、まだ八歳ですよ? これからボーイフレンドだのなんだのと、山ほどできるでしょう。俺のことなんてすぐに忘れます」
「だからこそだよ。変なのに騙されないように、今から君をあてがっておくんだ」
「ああ。目的はそっちですか」