ダブルブルー
言い聞かせて、なんとか留まっていた、のに。


「抱きあったから、潤った?」


耳元で囁かれたら、なしくずし的に理性は崩れてしまう。


…だめだ、と思う。


青さんの服から香る柔軟剤の匂いと、体温が一気にあがったために、ふいに香った私の服からも漂う、お揃いの香り。


ふたつが混ざって、色濃く香る。


昨夜のシーツから香る香りを一瞬で思い出す。


…もう、ほんとうに、だめ、だ…、






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