ダブルブルー
寄り添ったまま、ゆっくりと歩幅を合わせて踏み入れたのは、青さんと初めて会えた日にいっしょに行った公園で。



ぽつんぽつんと点いている街灯や、その灯りを受けてぼんやりと鈍く光る水道の蛇口。



ちいさなベンチも、あの日と変わらずにそこにあって。



唯一、変わったのは青さんと私の関係、で。



変わることや、いつもとは違う心情でざわざわとしていたココロ。



そのちいさな変化は、青さんといっしょだとむしろ、嬉しい。



こんな感情を、私の中に連れてきてくれた青さんと出逢えた奇跡を、この公園で想う。




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