課長に恋してます!
「困った部下だって思いました?」
「そんな事ないよ。聞いていていじらしかった。真面目な子なんだと思ったよ」
目が合うと一瀬君が恥ずかしそうに視線を外して、ガブリと筍の天ぷらを口にする。
美味しいと言いながら食べている横顔が照れているのを誤魔化しているようで可愛らしい。
「コンビニの後、課長、私のビニール傘でタクシー乗り場まで相合傘したでしょ?」
筍の天ぷらを食べ終わると、ちらっとまた一瀬君の大きな瞳がこっちに向く。
「そうだったかな」
「そうでしたよ。課長が傘の柄を掴もうとした時、私の手に触れて、それから雨に濡れないように私の肩を抱いて歩いてくれて。私、あれで課長の事、男の人として意識しちゃったんですよ」
頬を赤らめながら、茶化すように一瀬君が笑う。
「覚えていないって事は課長にとっては些細な事だったんでしょうね」
甘えるような視線を向けられてドキッとした。
一瀬君とコンビニで話した事が印象的でその後の事はあまり覚えていなかったが、そんなに前から意識されていたのかと思うと、だらしなく頬が緩みそうになる。一瀬君の言葉が嬉しい。
「私、課長に出会ったから恋愛感情がわかったんですよ」
そんな可愛い事を言わないで欲しい。
一瀬君に触れたくて堪らないのを何とか抑えているのに、後一つ、ボタンを押されたら我慢できなくなりそうだ。
「今も課長の事が好きで胸が苦しいです」
「一瀬君」
思わず手が動いた。
カウンターの上の一瀬君の手を掴むと、大きな瞳が驚いたように見開く。
「そんな事ないよ。聞いていていじらしかった。真面目な子なんだと思ったよ」
目が合うと一瀬君が恥ずかしそうに視線を外して、ガブリと筍の天ぷらを口にする。
美味しいと言いながら食べている横顔が照れているのを誤魔化しているようで可愛らしい。
「コンビニの後、課長、私のビニール傘でタクシー乗り場まで相合傘したでしょ?」
筍の天ぷらを食べ終わると、ちらっとまた一瀬君の大きな瞳がこっちに向く。
「そうだったかな」
「そうでしたよ。課長が傘の柄を掴もうとした時、私の手に触れて、それから雨に濡れないように私の肩を抱いて歩いてくれて。私、あれで課長の事、男の人として意識しちゃったんですよ」
頬を赤らめながら、茶化すように一瀬君が笑う。
「覚えていないって事は課長にとっては些細な事だったんでしょうね」
甘えるような視線を向けられてドキッとした。
一瀬君とコンビニで話した事が印象的でその後の事はあまり覚えていなかったが、そんなに前から意識されていたのかと思うと、だらしなく頬が緩みそうになる。一瀬君の言葉が嬉しい。
「私、課長に出会ったから恋愛感情がわかったんですよ」
そんな可愛い事を言わないで欲しい。
一瀬君に触れたくて堪らないのを何とか抑えているのに、後一つ、ボタンを押されたら我慢できなくなりそうだ。
「今も課長の事が好きで胸が苦しいです」
「一瀬君」
思わず手が動いた。
カウンターの上の一瀬君の手を掴むと、大きな瞳が驚いたように見開く。