秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
俺は、スクリーンに資料を投影しながら説明した。
「今回は二手に分かれる。
まずは、この藤澤というコンサルタントと、依頼元企業の社長・副社長との関係を事業も含めて探ってほしい。俺は何らかのカネが動いていると見ている。
もうひとつのチームは南米に飛んで、新たにフェアトレードできる資源を見つけてくれ。有望な地域はピックアップ済みだ。契約の時は俺も出向く。
いつも通りだが・・やり方は任せる。どちらも期間は1ヶ月。短いが、みんな頼むぞ」
誰もが頷き、ひとりひとりが自分の役割を確認して動き始める。
ここから先は、手元に届く報告を的確に分析して判断すればいい。
「桜、1ヶ月だけ耐えてくれ・・あとは俺が・・」
そうつぶやいて、俺は西川とオフィスを後にした。
「専務、どちらへ向かいますか?」
「ここに頼む」
俺は、前社長が眠る霊園を指定した。
南米に飛ぶ前に、俺がやろうとしていることを報告しておきたくて。
「許してくれますよね・・桜をしばらくひとりにしても・・」
俺の力が及ぶのかどうかは分からないし、もしかしたら間に合わないかもしれない。
でもどうせなら、桜のことも会社のことも、真っ向から勝負を挑む。
そう決めていた。
きっと前社長も、生きていれば親父たちと同じように言うだろう。
『服部の好きなようにやればいいじゃないか』
「今回は二手に分かれる。
まずは、この藤澤というコンサルタントと、依頼元企業の社長・副社長との関係を事業も含めて探ってほしい。俺は何らかのカネが動いていると見ている。
もうひとつのチームは南米に飛んで、新たにフェアトレードできる資源を見つけてくれ。有望な地域はピックアップ済みだ。契約の時は俺も出向く。
いつも通りだが・・やり方は任せる。どちらも期間は1ヶ月。短いが、みんな頼むぞ」
誰もが頷き、ひとりひとりが自分の役割を確認して動き始める。
ここから先は、手元に届く報告を的確に分析して判断すればいい。
「桜、1ヶ月だけ耐えてくれ・・あとは俺が・・」
そうつぶやいて、俺は西川とオフィスを後にした。
「専務、どちらへ向かいますか?」
「ここに頼む」
俺は、前社長が眠る霊園を指定した。
南米に飛ぶ前に、俺がやろうとしていることを報告しておきたくて。
「許してくれますよね・・桜をしばらくひとりにしても・・」
俺の力が及ぶのかどうかは分からないし、もしかしたら間に合わないかもしれない。
でもどうせなら、桜のことも会社のことも、真っ向から勝負を挑む。
そう決めていた。
きっと前社長も、生きていれば親父たちと同じように言うだろう。
『服部の好きなようにやればいいじゃないか』