秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
部下たちに指示を出してから2週間が過ぎ、俺は明日の夜、成田空港からブラジル・サンパウロに向けて出発することになっていた。
「専務、明日は16時にお迎えにあがります」
「ああ、頼むよ。西川もしっかり準備しておけよ。南米は初めてだろう?」
「はい。緊張して、今夜は眠れそうにありませんよ」
「大げさなヤツだな〜」
自宅に送ってもらい、車を降りたところでジャケットの内ポケットが震えた。
少し暗かったこともあり、相手を確かめずに電話に出た。
「もしもし」
「・・・・直生」
聞こえてきたのは、桜の声だった。
「桜・・どうした?」
「直生・・」
「もしかして、あれを開けたのか?」
「・・うん」
「そうか・・」
桜が開けたのは、俺が別れを告げた夜、ベッドの上に残してきた『贈り物』だ。
贈り物といっても、
『どうしても必要になった時に、一度だけ会いに行くから』
そう書き記しただけの手紙が入っていたのだが。
「桜・・行こうか?」
「・・来て・・くれるの?」
「今夜なら」
「えっ」
「明日から、海外なんだ」
「そう・・じゃあ、今夜」
「1時間くらいで行くから・・」
「うん・・」
電話を切り、家に入る。
スーツを脱ぎ、シャワーを浴びて整髪料も落とす。
オフカジュアルな服に着替えて、俺は桜のもとへ車を走らせた。
「専務、明日は16時にお迎えにあがります」
「ああ、頼むよ。西川もしっかり準備しておけよ。南米は初めてだろう?」
「はい。緊張して、今夜は眠れそうにありませんよ」
「大げさなヤツだな〜」
自宅に送ってもらい、車を降りたところでジャケットの内ポケットが震えた。
少し暗かったこともあり、相手を確かめずに電話に出た。
「もしもし」
「・・・・直生」
聞こえてきたのは、桜の声だった。
「桜・・どうした?」
「直生・・」
「もしかして、あれを開けたのか?」
「・・うん」
「そうか・・」
桜が開けたのは、俺が別れを告げた夜、ベッドの上に残してきた『贈り物』だ。
贈り物といっても、
『どうしても必要になった時に、一度だけ会いに行くから』
そう書き記しただけの手紙が入っていたのだが。
「桜・・行こうか?」
「・・来て・・くれるの?」
「今夜なら」
「えっ」
「明日から、海外なんだ」
「そう・・じゃあ、今夜」
「1時間くらいで行くから・・」
「うん・・」
電話を切り、家に入る。
スーツを脱ぎ、シャワーを浴びて整髪料も落とす。
オフカジュアルな服に着替えて、俺は桜のもとへ車を走らせた。