秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
「服部さん、少し背景を伺っても良いかな? 山脇の手紙には、いつか娘か秘書が訪ねるかもしれないとあったのだが」
手渡したものの中に、前社長からの手紙が入っていたのか・・。
「はい。その秘書が私です。前社長と現社長の秘書を担当していまして」
「しかし、君はさっき『専務』と・・」
俺はできるだけ簡単に、事の経緯を説明した。
どういう過去があって、いま何が起こっていて、なぜ俺がここにいるのかを。
「そういうことか・・。君は山脇がこの地で知り合ったという、あの服部さんの息子なのか」
「父のこともご存知でしたか・・。はい、私は次男で、今は兄が社長を務めています」
「それで・・うちとの取引きによって、山脇の会社が救われるという事なんだな?」
「ご推察の通りです」
「いま部下に流通量と流通経路を確認させている。山脇や君のお父さんの会社となると、なかなかの量が見込めそうだからな」
「え? それはつまり・・」
「その課題がクリアできれば、契約しよう」
俺は立ち上がり、深々と頭を下げた。
目の前にいる木内社長だけじゃなく、前社長と親父にも敬意を持って。
「まさか昔の縁が、またこのタイミングで繋がるとはなぁ。昨日、君から渡された物の中に昔3人で撮った写真もあったんだ。
機会があれば日本に行って、君のお父さんと一緒に山脇の墓参りをしたいものだ」
「その時は、ぜひ私に案内させてください。成田までお迎えにあがります」
ぜひ頼むよ、と木内社長は目を細めた。
手渡したものの中に、前社長からの手紙が入っていたのか・・。
「はい。その秘書が私です。前社長と現社長の秘書を担当していまして」
「しかし、君はさっき『専務』と・・」
俺はできるだけ簡単に、事の経緯を説明した。
どういう過去があって、いま何が起こっていて、なぜ俺がここにいるのかを。
「そういうことか・・。君は山脇がこの地で知り合ったという、あの服部さんの息子なのか」
「父のこともご存知でしたか・・。はい、私は次男で、今は兄が社長を務めています」
「それで・・うちとの取引きによって、山脇の会社が救われるという事なんだな?」
「ご推察の通りです」
「いま部下に流通量と流通経路を確認させている。山脇や君のお父さんの会社となると、なかなかの量が見込めそうだからな」
「え? それはつまり・・」
「その課題がクリアできれば、契約しよう」
俺は立ち上がり、深々と頭を下げた。
目の前にいる木内社長だけじゃなく、前社長と親父にも敬意を持って。
「まさか昔の縁が、またこのタイミングで繋がるとはなぁ。昨日、君から渡された物の中に昔3人で撮った写真もあったんだ。
機会があれば日本に行って、君のお父さんと一緒に山脇の墓参りをしたいものだ」
「その時は、ぜひ私に案内させてください。成田までお迎えにあがります」
ぜひ頼むよ、と木内社長は目を細めた。