秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
どこまでどう話そうか、桜の様子を見ながら考えていた。
もう混乱させたくなかったし、寂しい思いもさせたくなかった。
「ただ、想定よりも藤澤やその背後にいる奴等の動きが早くて、桜に辛い思いをさせた」
俺が南米に立つ前、真っ赤な目元で泣いていた桜を思い出す。
『会社が・・上手くいってなくて・・。
取引先から、契約を見直したいっていう話がいくつも来ていて・・。それに気づいた銀行からも連絡が・・』
その上、藤澤に結婚を迫られてもいた。
どんな思いで、桜は耐えていたんだろうか。
「でも直生は、いつだって私を想っていてくれてたんでしょう?」
そう言って、泣き顔のまま桜は俺に笑いかけた。
「直生に何が起こっているのか分からなかったけど、直生を信じると決めたのは私だから・・」
俺はソファに座っていた桜を立たせ、ぎゅっと抱き締めた。
「もういいんだ、桜。これからは俺が桜と一緒に頑張るから、もうひとりじゃない」
「・・え?」
俺を見上げた桜の唇に、俺はやわらかく何度も唇を重ねた。
「直生のキスって、優くて好き・・」
ずっとこうしていたい、と桜は小さくつぶやき、俺の背中に両手を回した。
「いいよ。桜の気が済むまで」
桜を抱き締めながら、改めて心に決めていた。
俺のすべてをかけて桜を守る、と。
もう混乱させたくなかったし、寂しい思いもさせたくなかった。
「ただ、想定よりも藤澤やその背後にいる奴等の動きが早くて、桜に辛い思いをさせた」
俺が南米に立つ前、真っ赤な目元で泣いていた桜を思い出す。
『会社が・・上手くいってなくて・・。
取引先から、契約を見直したいっていう話がいくつも来ていて・・。それに気づいた銀行からも連絡が・・』
その上、藤澤に結婚を迫られてもいた。
どんな思いで、桜は耐えていたんだろうか。
「でも直生は、いつだって私を想っていてくれてたんでしょう?」
そう言って、泣き顔のまま桜は俺に笑いかけた。
「直生に何が起こっているのか分からなかったけど、直生を信じると決めたのは私だから・・」
俺はソファに座っていた桜を立たせ、ぎゅっと抱き締めた。
「もういいんだ、桜。これからは俺が桜と一緒に頑張るから、もうひとりじゃない」
「・・え?」
俺を見上げた桜の唇に、俺はやわらかく何度も唇を重ねた。
「直生のキスって、優くて好き・・」
ずっとこうしていたい、と桜は小さくつぶやき、俺の背中に両手を回した。
「いいよ。桜の気が済むまで」
桜を抱き締めながら、改めて心に決めていた。
俺のすべてをかけて桜を守る、と。