秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
「さぁ行こう。俺の部下たちが待ってる」
フロアのドアを開けると、一斉に桜に視線が向いた。
「ほら山脇社長、誰も俺のことなんて見てないだろう。さっきも、みんな社長を見てたんだよ」
「そんなこと・・初めて見るから珍しいだけよ」
「専務、この方が専務の・・ですよね?」
西川がニヤニヤしながら聞いてくる。
「そうだ。俺が人生を賭けて大切にしてる女性だ」
「人生・・はぁーーー、カッコいいです専務。そんなふうに言い切れるなんて」
真面目な顔で言い切った俺の横で、桜が赤くなった。
口にした俺より、桜の方が照れている。
「俺たちのことはいいから、そろそろ報告を頼む」
「はい!」
「山脇社長。部下に、藤澤と山脇物産の取引先との関係を調べさせた。まずはその報告を聞いてほしい」
「分かりました。お願いします」
俺は事前にだいたいの報告を受けていたから、それほど驚きもしなかったが、桜はさすがに少し驚いた様子だった。
「まさか藤澤が・・・・」
俺も当初は、藤澤本人と、藤澤とコンサルティング契約をしている山脇物産の提携先が、対等な関係で仕掛けてきたものだと考えていた。
上手く事が運べば、その提携先は山脇物産を手に入れ、藤澤は多額のコンサルティング料と桜の両方を手に入れることができる・・と。
しかし事実は、そうではなかった。
フロアのドアを開けると、一斉に桜に視線が向いた。
「ほら山脇社長、誰も俺のことなんて見てないだろう。さっきも、みんな社長を見てたんだよ」
「そんなこと・・初めて見るから珍しいだけよ」
「専務、この方が専務の・・ですよね?」
西川がニヤニヤしながら聞いてくる。
「そうだ。俺が人生を賭けて大切にしてる女性だ」
「人生・・はぁーーー、カッコいいです専務。そんなふうに言い切れるなんて」
真面目な顔で言い切った俺の横で、桜が赤くなった。
口にした俺より、桜の方が照れている。
「俺たちのことはいいから、そろそろ報告を頼む」
「はい!」
「山脇社長。部下に、藤澤と山脇物産の取引先との関係を調べさせた。まずはその報告を聞いてほしい」
「分かりました。お願いします」
俺は事前にだいたいの報告を受けていたから、それほど驚きもしなかったが、桜はさすがに少し驚いた様子だった。
「まさか藤澤が・・・・」
俺も当初は、藤澤本人と、藤澤とコンサルティング契約をしている山脇物産の提携先が、対等な関係で仕掛けてきたものだと考えていた。
上手く事が運べば、その提携先は山脇物産を手に入れ、藤澤は多額のコンサルティング料と桜の両方を手に入れることができる・・と。
しかし事実は、そうではなかった。