秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
桜は、あっという間に俺の部下の気持ちをつかんでいた。
優秀・・だ。やはり、経営者としても。
だからこそ、今回の難局だって耐えられたのだと改めて感じていた。
「服部専務は、みなさんにとって素敵な上司なのね」
「え? 何だよ急に」
「みんながあなたを慕っているのが、よく分かるわ。羨ましい」
そう言って桜が微笑む。
「・・だとしたら」
桜の言葉に反応して、西川が何かを言いかけた。
「あ、すみません・・口を挟んで」
「いいよ、西川。何?」
「はい。専務がそうだとしたら、その専務が『人生を賭ける』お相手の山脇社長を表現する言葉って、何なのかな・・って」
俺は、一瞬だけ考えてから言った。
「・・無いな。ひと言で表せるような言葉なんて浮かばない。
もう分かっているだろうが、経営者としても優秀だし、女性としても魅力的だろ? 兄貴には、溺愛してるってからかわれたくらいだ」
「やめてよ・・もう、恥ずかしい・・」
赤くなった桜は、手のひらでパタパタと顔をあおいだ。
「山脇社長、そろそろ行こうか。藤澤親子の対処は追って決めよう」
「専務〜、独り占めですか?」
部下たちが楽しそうに声を上げる。
優秀・・だ。やはり、経営者としても。
だからこそ、今回の難局だって耐えられたのだと改めて感じていた。
「服部専務は、みなさんにとって素敵な上司なのね」
「え? 何だよ急に」
「みんながあなたを慕っているのが、よく分かるわ。羨ましい」
そう言って桜が微笑む。
「・・だとしたら」
桜の言葉に反応して、西川が何かを言いかけた。
「あ、すみません・・口を挟んで」
「いいよ、西川。何?」
「はい。専務がそうだとしたら、その専務が『人生を賭ける』お相手の山脇社長を表現する言葉って、何なのかな・・って」
俺は、一瞬だけ考えてから言った。
「・・無いな。ひと言で表せるような言葉なんて浮かばない。
もう分かっているだろうが、経営者としても優秀だし、女性としても魅力的だろ? 兄貴には、溺愛してるってからかわれたくらいだ」
「やめてよ・・もう、恥ずかしい・・」
赤くなった桜は、手のひらでパタパタと顔をあおいだ。
「山脇社長、そろそろ行こうか。藤澤親子の対処は追って決めよう」
「専務〜、独り占めですか?」
部下たちが楽しそうに声を上げる。