俺様パイロットは揺るがぬ愛で契約妻を甘く捕らえて逃さない
「わかりました、わかりましたから……っ!」
半ばやけくそのようにそう叫ぶと、深澄さんはようやくスッと手を解放してくれる。
ほっと胸を撫で下ろし、乱れていた呼吸を整える。しかしその直後、今度は彼の両手が包み込むように頬に添えられ、くいっと上を向かされた。
鷹矢さんのまっすぐな眼差しと視線がぶつかり、心の中心を射貫かれる思いがした、その直後――。
「お前が思ってるよりこっちは必死なんだ。そのつもりで受け止めろ」
「鷹矢さ――、んっ」
ドキンと心臓が大きく脈打ったのと同時に、強引なキスに唇を塞がれた。
一瞬にして全身に熱い血液が駆け巡り、胸が苦しくなる。
必死というのは、どういう意味……? そのつもりで受け止めろって?
私は鷹矢さんと違って、男女の機微には疎いのだ。
もっとわかりやすい言葉で伝えてくれないと、理解できない。
理解できない、のに……。
私は観念したように目を閉じると、縋るように彼の服を掴み、ぎこちなくもキスに応え始めた。
「ん、ふっ……鷹矢、さん……」
「ああ、それでいい。もっと口開けて舌絡めろ。……俺の味を教え込んでやる」