激情を抑えない俺様御曹司に、最愛を注がれ身ごもりました
時間が止まったかのように、透哉さんの表情が静止する。
その数秒がやたら長時間に思えたとき、目を大きく開いた驚きの表情で透哉さんは「本当なのか?」と私の肩に両手を置いた。
「はい……今、妊娠二か月になるところで」
そう告白した私を、透哉さんは両手を広げて再び抱きしめる。
「こんなに喜ばしいことはない。京香、ありがとう」
興奮が治まらない透哉さんは、私をきつく抱きしめ、ハッと何かに気づいたように腕を解く。
「悪い、力強く抱きしめたらお腹の子に障るな」
受け入れてもらえたことにホッと安堵したと同時、急に過保護になってしまった透哉さんの様子にクスクスとつい笑いが込み上げた。