魅惑な副操縦士の固執求愛に抗えない
「きゃっ……!?」

「芽唯も今日休みだって言うから、問題ない。優越感に浸れるまで抱いてやる」


言うが早いか、私の腰に片腕を回して引き寄せ、脇腹にねっとりと舌を這わせる。


「っ、あ」


彼の舌の動きに合わせて、下の方からゾワゾワとせり上がる甘い痺れに、私はビクンと痙攣した。
神凪さんは構うことなく、大きな手で私の左胸を包み込むと。


「なあ芽唯。俺、考えたんだけど」

「あ、んっ」


固く尖った敏感なところを指できゅっと摘まれ、私は堪らず身を捩った。


「俺の瞳への気持ちは……あれは恋と言えるのかな」


だけど神凪さんは私の抵抗をものともせず、涼しい顔で意地悪に攻め立てる。


「お前のこと好きだって認めて観念して、本当に欲しいものには、ギリギリの理性も効かなくなるものだと知った。こういうの、瞳に対してはなかった」

「ひゃんっ……!」


淡々と語る唇で胸の先端をカプッと咥えられて、私は大きく背を撓らせた。


「お前に俺を好きにさせようと考えてから、俺の常識ではあり得ないことばかりしてた。いつの間にか、無様なくらい必死になって……手に入らない場合のことなど、考える余裕も失った」

「嫌、今喋らないでっ……」
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