魅惑な副操縦士の固執求愛に抗えない
「じゃ、俺と芽唯は紛れもなく相思相愛ってことで。心置きなく続けよう」

「う……え?」


嬉しさのあまり頷きかけて、私は我に返った。


「ん?」

「続けるって?」


小気味よく首を傾げられて、ベッドに肘を突いて軽く上体を浮かせる。
微かな猜疑心をよぎらせる私に、神凪さんは惚けた顔で……。


「もちろん、セックス」

「あ、朝ですよ!?」

「朝だろうが昼だろうが、お前の身体はもうその気になってるだろ」


太々しく言って、私の下腹部に手を滑らせる。


「あんっ……!」


熱く痺れて潤っていた部分を長い指で探り当てられ、私の腰が跳ねた。
私の反応に、神凪さんがニヤリと笑う。


「……俺も。切羽詰まってる」

「っ!」


覆い被さってきながら、言葉の通り熱く猛ったものを押しつけられ、私はビクンと震えた。


「悪いな、芽唯。俺、どっちかって言うとそっちの方は淡泊な自覚あったんだけど、お前には際限を知らない」


神凪さんは謝りながら好戦的に目を細め、容赦なく私の唇を奪う。
私に反論する隙を与えず、熱い舌で唇をこじ開け掻き乱す。


「う、ふうっ……」


私はすぐ、巧みな舌使いに翻弄され――。
『朝だろうが昼だろうが』。
彼の誤った常識に流されてしまった。
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