夜と遊ぶ
「…それでも、いい。
いつか一夜とは終わるとしても、今もこれからも、それが一秒だけだとしても、一夜と一緒に居たい。
一夜が、好きなの…凄く…自分でもなんでって思うくらい」
感情が昂り、目に涙が浮かんで来る。
この人が、欲しくて仕方ない。
「次は、けっこう響いた」
グッと腕に力を入れ、私を強く抱き締める。
ちょっと力が強くて苦しいけど、安心する。
「俺も、真湖ちゃんが大好きだよ」
一夜はそう囁くと、私の額にキスをし、
次は、唇に。
人の目が気になったけど、もういいや、と目を閉じた。
ほんの束の間重なっていた、一夜の唇が、私の唇から離れた。
「終わりが来る時迄、一緒に居よう」
その一夜の言葉に、うん、と頷いた。
一夜と一緒に居れなくなる日を思うと、怖くて。
こうやって思いが通じ合って嬉しいと思う気持ちよりも、
なんだか、胸が痛くて、苦しい。