オー!マイ・ハワイ!
2メートルほど丈のある生垣越しに、修二が見えた。
「修二、こっちこっち」
「よかった、大丈夫?」
「うん、なんか全部一緒に見えるんだもん」
「まなみって、しっかりしてそうでそうでもないんだな」
「ちょっと、失礼ね」
「うそうそ、いま行くから待ってて」修二は生垣をぐるっと回って迎えに来てくれた。
「お待たせ、けっこう奥まで迷い込んだね」
「そうだよ、もうダメかと思った」
「ははっ、迷路で遭難は笑うよな」
「ひどいー」
「ほら、行こ?」
修二は手を出してきた。もうまなみに戸惑いはなかった。修二と手をつないで迷路のゴールまで辿り着く。
「やったー! ゴールできた!」
「俺のおかげだろ?」
「ほんと、修二に負けたのが悔しい」
「あ! 集合時間!?」
慌てて修二が腕時計を見る。
「わ、あと5分しかない。まなみ、急ごう!」
手をバッと引かれて走って駐車場まで行く。大きくて暖かい手。さっき会ったばかりなのに、前から知ってたみたい。なんかドキドキする…。
さっきまで他人だったふたりが手を繋いで戻ってきたので、元気な女子グループは、えっ?という顔をしていたが、もはやそんなことは気にならなかった。
バスがホテルに着いたのは15時を回っていた。急いでシャワーを浴びてサロンに行かなきゃと気が焦る。
「修二、きょうはありがとう」
「修二、こっちこっち」
「よかった、大丈夫?」
「うん、なんか全部一緒に見えるんだもん」
「まなみって、しっかりしてそうでそうでもないんだな」
「ちょっと、失礼ね」
「うそうそ、いま行くから待ってて」修二は生垣をぐるっと回って迎えに来てくれた。
「お待たせ、けっこう奥まで迷い込んだね」
「そうだよ、もうダメかと思った」
「ははっ、迷路で遭難は笑うよな」
「ひどいー」
「ほら、行こ?」
修二は手を出してきた。もうまなみに戸惑いはなかった。修二と手をつないで迷路のゴールまで辿り着く。
「やったー! ゴールできた!」
「俺のおかげだろ?」
「ほんと、修二に負けたのが悔しい」
「あ! 集合時間!?」
慌てて修二が腕時計を見る。
「わ、あと5分しかない。まなみ、急ごう!」
手をバッと引かれて走って駐車場まで行く。大きくて暖かい手。さっき会ったばかりなのに、前から知ってたみたい。なんかドキドキする…。
さっきまで他人だったふたりが手を繋いで戻ってきたので、元気な女子グループは、えっ?という顔をしていたが、もはやそんなことは気にならなかった。
バスがホテルに着いたのは15時を回っていた。急いでシャワーを浴びてサロンに行かなきゃと気が焦る。
「修二、きょうはありがとう」