オー!マイ・ハワイ!
「へぇ……ありがとう。自分でここへくるのは難しかったかも」

「わかりにくいよな、俺も最初はぐるぐる迷ってやっと着いた感じ」

「修二、ありがとうね」

「ちょっと俺も一緒に行くわ、久しぶりにキャメロンにあいさつしていい? 話が始まったら外に出るから」

ガレージの前に車を横付けして降りると、修二はインターホンを押した。

「キャメロン? 俺俺、修二。4時からの高山まなみさん、連れてきた」

「待ってたわ! さあ入って」

意外にも流ちょうな日本語が返ってきてまなみは驚いた。キャメロンはずいぶん日本語堪能なんだな。翻訳アプリでなんとかコミュケーションを取るつもりだったけどこの分なら心配なさそうだ。

門のオートロックが、ガチャンと開いて中に入ると、そこは別世界であった。

門をくぐるとまず大きな庭が見えてきた。よく手入れされた青い芝のきれいな庭。その周りにはヤシの木が何本も生えている。

白を基調とした平家には大きな窓があり、テラスにはラタンのテーブルとイスが置いてあった。

庭で走り回っていたチワワが2匹、修二を見つけて走りよってきた。
「レナ! リポ! 元気してたか?」
修二はわしゃわしゃと2匹の頭を撫で、ニコニコと抱き上げた。チワワも嬉しそうに修二の顔を舐めている。「かわいいね、こっちの黒い子は?」

黒いロングコートのチワワの頭をなでながらまなみは問いかけた。

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