【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
答えたのはラーシュだ。
「だが、このストレーム国はロード領と懇意にしていてな。魔鉱石については、そちらから融通してもらっているから、さほど影響は出ていない」
だからか、とヘルムートは思ったようだ。顔を悔しそうに歪めながら。
「さらに、過去にはこのストレーム国の工場や工房から部品が盗まれていたと言う話もあってな。あのときは、さすがに肝も冷えたが」
ヒクッと身体を震わせたのはヘルムートだった。
「それが、何か?」
「いや。アルギナという代理店の名に、心当たりがあるのではないかと思ったのだが」
「さあ、知らないな」
「なら、ケイシー・ニークという人物も知らないな?」
「ふん。そんな男の名前、聞いたこともない」
「そうか」
ラーシュは腕を組んで、じっとヘルムートを睨みつける。カリーネもこの場をどうまとめるのが一番いいのか、ということを考えていた。
「だが、このストレーム国はロード領と懇意にしていてな。魔鉱石については、そちらから融通してもらっているから、さほど影響は出ていない」
だからか、とヘルムートは思ったようだ。顔を悔しそうに歪めながら。
「さらに、過去にはこのストレーム国の工場や工房から部品が盗まれていたと言う話もあってな。あのときは、さすがに肝も冷えたが」
ヒクッと身体を震わせたのはヘルムートだった。
「それが、何か?」
「いや。アルギナという代理店の名に、心当たりがあるのではないかと思ったのだが」
「さあ、知らないな」
「なら、ケイシー・ニークという人物も知らないな?」
「ふん。そんな男の名前、聞いたこともない」
「そうか」
ラーシュは腕を組んで、じっとヘルムートを睨みつける。カリーネもこの場をどうまとめるのが一番いいのか、ということを考えていた。