【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
研究棟の扉の前に立ったラーシュは、胸ポケットから学生証を取り出し、それを扉脇のカードリーダーにかざす。
「研究棟は研究生しか入れないからね。通常生の君は、研究生の誰かと一緒でなければここに入ることができないんだ」
「一人でここに来る用事はないと思うので、大丈夫だと思います」
「俺に会いに来てもいい、と言ったじゃないか。俺に会いにきたときは、その脇のインターホンを押して、俺の研究室の番号を押すといい」
「う~ん。ラーシュさんには今日、研究室を見せてもらったら、特に用はないんですけどね」
「つれないなぁ」
実はカリーネ。研究等に足を踏み入れたのは初めて。以前の学校案内では、研究棟という建物がある、というところまでしか教えてもらっていないから。それは先ほどラーシュが言ったことにも原因がある。研究棟は研究生が研究をするための建物。通常生は足を踏み入れることのできない一種の聖域。
「俺の研究室は一階の一番奥なんだ」
「研究棟は研究生しか入れないからね。通常生の君は、研究生の誰かと一緒でなければここに入ることができないんだ」
「一人でここに来る用事はないと思うので、大丈夫だと思います」
「俺に会いに来てもいい、と言ったじゃないか。俺に会いにきたときは、その脇のインターホンを押して、俺の研究室の番号を押すといい」
「う~ん。ラーシュさんには今日、研究室を見せてもらったら、特に用はないんですけどね」
「つれないなぁ」
実はカリーネ。研究等に足を踏み入れたのは初めて。以前の学校案内では、研究棟という建物がある、というところまでしか教えてもらっていないから。それは先ほどラーシュが言ったことにも原因がある。研究棟は研究生が研究をするための建物。通常生は足を踏み入れることのできない一種の聖域。
「俺の研究室は一階の一番奥なんだ」