【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
「頭使ったら、お腹が空きました」

「いい傾向よ。成長期なんだから、しっかりと食べないとね」

 食堂に行けば、既に温かな料理が並んでいた。

「今日はカリーネさんが好きなパングラタンですよ。あとは、お野菜たっぷりのスープです」

「リンさんのパングラタンは、香ばしくて大好きです」

 カリーネが口にすると、リンも嬉しそうに顔を綻ばせる。昼食は、いつも三人で食べる。

「カリーネさん、お替りもありますよ」

 空になったカリーネの皿を見ると、リンはいつもそう言ってくる。初めの頃は少しだけ、少しだけと言っていたカリーネだが、今ではそれも半分くらいから、普通に一杯にかわってきている。
 結局、グラタンを二皿も食べてしまったカリーネは、お腹がパンパンに膨れてしまった。
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