【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
「あ、はい。解析のために、回路図に落とし込んでみました」
「え、ええ。解析のためには回路図があった方が便利だけれど。この現物から、回路図にしたのよね」
「あ、はい。繋がりが分かれば、回路図にすることはできますから」
「いや、うん。理屈はわかるんだけど。だけどね、それって、誰でもできるわけじゃないから」
規格外だわ、とハイケは呟くが、それでもこの弟子がどこまで成長するのかが楽しみでもあった。
「お昼の時間だから、一度休憩よ」
カリーネは名残惜しそうに書きかけの回路図を見つめてから、立ち上がった。ご飯をきちんと食べる、というのはこの工房での約束事。
ハイケは地下室を出るときにはきちんと鍵をかけている。それは、やはり客から修理用の魔導具を預かっているから。修理に必要な部品や、改造のための回路図等の資料もあるから。
近頃、工房荒らし、工場荒らしも出ているという噂もある。人気のない時間にそこへ侵入し、部品やらを盗んでいく、というもの。
「え、ええ。解析のためには回路図があった方が便利だけれど。この現物から、回路図にしたのよね」
「あ、はい。繋がりが分かれば、回路図にすることはできますから」
「いや、うん。理屈はわかるんだけど。だけどね、それって、誰でもできるわけじゃないから」
規格外だわ、とハイケは呟くが、それでもこの弟子がどこまで成長するのかが楽しみでもあった。
「お昼の時間だから、一度休憩よ」
カリーネは名残惜しそうに書きかけの回路図を見つめてから、立ち上がった。ご飯をきちんと食べる、というのはこの工房での約束事。
ハイケは地下室を出るときにはきちんと鍵をかけている。それは、やはり客から修理用の魔導具を預かっているから。修理に必要な部品や、改造のための回路図等の資料もあるから。
近頃、工房荒らし、工場荒らしも出ているという噂もある。人気のない時間にそこへ侵入し、部品やらを盗んでいく、というもの。