(プロット)生まれ変わった悪役令嬢の辞書に断罪エンドの文字はない

第1~3話プロット

第1話
学園に七ヶ月ぶりにマルグリットが現れ、皆が驚く。
なぜなら彼女は突然学園から消えたから。しかもその直前婚約者が他の女性を好きにたったからお前とは婚約破棄すると言われていた。
それが原因で休学していて、そのまま退学かと思われていた。いつもおどおどしていた彼女は、舞い戻ってきてからすっかり人が変わったようになり、まっすぐ自分の意見を言い、堂々としていた。婚約破棄で自分の人生を見つめ直し、好きなように生きることにしたと言い放った。

第2話
彼女の変化はそれだけではなかった。婚約者がいなくなったからと男子生徒に積極的に接し、色気を振りまくようになった。もともと美人でスタイルがいいのもあって彼女は大勢の男子生徒を虜にしていった。反対に優等生だった彼女の成績は落ち込み、このままでは留年ということになり、留年者を出したくない学園は彼女に家庭教師をつける。それが歴史学の教師アルヴェル=ブルームだった。彼との授業は勉強以外の目的があり、密かに学園側が手配していた。本当のマルグリットは薬物を飲まされ意識不明。二人の目的は彼女が飲まされた薬物の出所を探ること。それを命じたのは国王。国王は幼い頃に即位し、その時宰相であったダニーロに今も政治の主導権を握られている。要職にある者の殆どが彼の息がかかっていて、それを打開したいと考えている。宰相の資金源が違法薬物の売買であることまでは推測できているが、それを決定づける証拠を彼らは探している。マルグリットとして学園に戻ってきたのはリュシエンヌ。彼女はアルヴェルが仕立てたマルグリットの代役だった。

第3話
アルヴェルの表の顔は学園の歴史学の教師。裏では国王の影の諜報員として活躍している。マルグリットが学園からいなくなった二ヶ月後、彼が宰相の資金源である薬物の製造元を探して出向いた先で彼はリュシエンヌに出会い、髪色以外はマルグリットにそっくりだと驚く。それから彼女が旅の踊り子であり養女であることや養父の病でお金に困っていること、旅をするため護身として腕も立つこと、本物のマルグリットがどうやら領地で病に伏せっていることなどを探り、マルグリットの代役に仕立てることを思いつく。そしてマルグリットの父親に彼女を引き合わせる。彼女を見てマルグリットの父である伯爵は青ざめる。
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