鷹臣くんは盗みたい
でも美月は、この恥ずかしさに耐えられないらしい。
教室をキョロキョロ。
そのまま、うつむいてしまった。
そりゃあ、公開告白なんかされたら、恥ずかしいよな?
でも、ごめん。
俺の告白、止まんない。
「高校の入学式の日。
バスの中で、美月が泣いてる男の子に声をかけただろ?」
「うん」
「あの時からずっとなんだよ。
俺が美月に、惹かれっぱなしなのは」
「……そんな前から」
「男女関係なく好かれてるオマエを見て、ずっと嫉妬してた。
オマエの笑顔は、俺だけに向けてくれればいいのにって」
俺が想いを伝えれば伝えるほど
美月の顔は、真っ赤に染まっていく。