鷹臣くんは盗みたい


『鷹臣くん、許してくれる?』



ノートに文字を書き、ペンを置いた美月。

心配そうな顔で、俺を見つめている。



美月の不安を取り除いてあげたい。


早く美月の全開スマイルを、俺の目に映したい。



俺は美月の手の平に、自分の手の平を重ねると

美月の耳に、甘い声を吹きかけた。





「俺に抱きしめて欲しい時は、いつでも言えよ。

 ジャージよりも甘いぬくもりで

 美月のことを、包み込んであげるから」



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