Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。
「あ、あの…失礼ですが、その指はどうなさったんですか?」
「……わかりません。」
「え!?」
「ずいぶん小さな時のことらしく、私は全く覚えてないんです。
母も教えてくれません。」
「そうなんですか。
どうして、教えて下さらないんでしょう?」
「わかりません。」
あ、いけない。
つい、根掘り葉掘り聞いちゃった。
でも、教えてもらえないってことは、余程、言い難いことなんだろうね。
「実は、私…魔の森が妙に怖いんです。」
「魔の森が?」
ジョゼットさんは頷く。
「話には聞いてましたが、魔の森に行ったのは実はこの間が初めてだったんです。」
「え?初めてだったんですか?」
「はい、入った途端に例えようのない恐怖を感じました。
あんな感覚は初めてでした。」
「あそこは、昼間でも薄暗いし、不気味ですよね。
それに、一度入ったら二度と出られないと言われてますから、それで怖かったんじゃないですか?」
「そうでしょうか?」
「きっと、そうですよ。」
そうは言ったものの、別の想いもあった。
もしかしたら、ジョゼットさんも魔の森でとても怖い想いをして…
その時に、指を無くしたんじゃないかな?って。
でも、あんまりそういうことは言わない方が良いような気がして言わなかった。
「……わかりません。」
「え!?」
「ずいぶん小さな時のことらしく、私は全く覚えてないんです。
母も教えてくれません。」
「そうなんですか。
どうして、教えて下さらないんでしょう?」
「わかりません。」
あ、いけない。
つい、根掘り葉掘り聞いちゃった。
でも、教えてもらえないってことは、余程、言い難いことなんだろうね。
「実は、私…魔の森が妙に怖いんです。」
「魔の森が?」
ジョゼットさんは頷く。
「話には聞いてましたが、魔の森に行ったのは実はこの間が初めてだったんです。」
「え?初めてだったんですか?」
「はい、入った途端に例えようのない恐怖を感じました。
あんな感覚は初めてでした。」
「あそこは、昼間でも薄暗いし、不気味ですよね。
それに、一度入ったら二度と出られないと言われてますから、それで怖かったんじゃないですか?」
「そうでしょうか?」
「きっと、そうですよ。」
そうは言ったものの、別の想いもあった。
もしかしたら、ジョゼットさんも魔の森でとても怖い想いをして…
その時に、指を無くしたんじゃないかな?って。
でも、あんまりそういうことは言わない方が良いような気がして言わなかった。