Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。
「それで…もしも、イザベラに深い悩みがあったとしたら…
わしはどうしたら良いんじゃ?」

「それは…やっぱり、イザベラさんの悩みを聞いてあげることしかないんじゃないでしょうか?」

「しかし、そんなに簡単に話すじゃろうか?」



問題はそこだよね。
あんまり友達もいないようだから、きっと、イザベラさんは誰にも話してないよね。
それを聞き出すのは確かに難しそうだよね。
まぁ、話しやすいとしたら、ジョゼットさんかな?
それとも、実の親であるおばあさんかな?



「まずは、ジョゼットさんが今作ってる薬を飲ませて、少しでも状態が良くなってから、聞いてみたらどうでしょう?」

「そうか…
気長にやらねばならんということじゃな。
そうなると、おまえさんにはまだしばらくここにいて手伝ってもらわねばならんが良いのか?」

「はい、それなら大丈夫です。」

ここの家事生活もだいぶ慣れて来たし、ここまで来たら、イザベラさんが治るまで見届けないと、なんだか落ち着かないよ。



「そうか、すまんがよろしく頼む。
わしも来れる時は来るからな。」

「おばあさんはどこへ?」

「念の為、もうひとり別の魔法医に診てもらおうと思うてな。」



そっか、おばあさんはまだ、イザベラさんがメンタルの病気ということは半信半疑なんだな。
確かに二人に診てもらえば安心だけど、お金は大丈夫なのかなぁ?
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