白虎の愛に溺れ死に。
「はっ、…っあ、」
「はっ、またイッたの?今日はいつも以上に敏感ですね」
「…ぁ、…だって、嬉しくて…、んん、」
「…、ふっ、嬉しいと感じやすくなんの?なにそれ、可愛いんだけど。」
「ん…っ、ぁ、匡…」
赤に染まっていた部屋がいつのまにか暗くなり、窓に眩い夜景が広がるようになるまで…。
匡はひたすら私を抱いた。
それは、私の言ったとおりに動くいつものソレではなく、私が求め続けていた、お互いの熱を遠慮なしにぶつけ合うようなセックスだった。
匡はすでに3回は私の中で果てた。
私はその倍…いや、3倍以上は絶頂を迎えたと思う。数えていないけど。
プロポーズを終え、私を抱えてベッドに直行した匡は、
「今までは莉音さんの好きなように抱いてましたからね。」と、少しだけ切ない声色で話し、お嬢の私との別れを惜しむように服を脱がせた。
そして、全ての衣服を取り払うと、直後、先ほどまでの切ない表情が嘘みたいにニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた。
「今日からは、俺の好きに抱く。」
「…、」
「あんな生温いセックスで満足すんなよ、莉音?」
私の腰に跨り、片手でネクタイを緩めながらこちらを見下ろす青い瞳。
恐ろしくも美しく…駄々漏れるフェロモンは媚薬以上に私の心拍数を上げた。
「…匡…、匡、」
「ん、どうした?」
彼と両思いでベッドの上にいるというだけで、きゅきゅきゅ、と息ができなくなるほどに締め付けられる胸。
何度も体を重ねているというのに…馬鹿みたいに緊張してしまい、彼の名前を呼んで、彼の首元に腕を伸ばすことがやっと。
「…匡、お願いがあるの…」
「何?」
「お付きの時には聞いてくれなかったやつ。」
「…ああ、…服?」
コクリと頷くと、あははと楽しそうに笑って「そんなに俺の裸見たいの?エッチ」と言いながらシャツのボタンに手をかけた。