白虎の愛に溺れ死に。




ゆっくりと入ってくる彼の熱。


すぐに行き止まりまで達して、それなのにまだ進もうとするから、気が狂いそうになる。



「何回しても、せっまいですね…お嬢のココは。」


「…はっ、あ、…苦しい…」


「ふっ、…でも好きでしょう?これ。」


「…は、…はあ、…好き、…すきぃ…」



…だから早く…、



「…了解。…口もちゃんと塞ぎますね?」


「…あっ、……ふん、…っ」



動き出した腰。滑らかに動くそれは、妖艶で、激しくて、堪らなく気持ちがいい。


言っていたとおり唇を隙間なく塞がれて、嫌というほどにねっとりと息まで奪うようなキス。


酸欠状態でぼうっとすればするほど、行為に夢中になりどんどんと快楽が強くなる。


涙、汗、よだれ…ここが車内であることを忘れて、あらゆる水分で汚れる私に、匡は嫌な顔をすることもなく。


二人同時に果てるまで…私の望みを叶え続けた。



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